球面上の古典電子シミュレーション結果をまとめる

球面上の古典電子シミュレーション結果をまとめてみる。

参考にしたのは、このページ

http://v.rentalserver.jp/morigon.jp/Repository/SUBI0/tok.html

 

まずは、電子を頂点とした多面体を、電子4個から34個まで並べた結果

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Morikawa氏の論文では12面体まで結果が出ていた。

Morikawa氏は、「平衡配置のVoronoi図の境界線同士の交点」に新しい電子を配置する方法であったが、私の場合は「球面上のメッシュ上で、他の電子から最も離れた点」

に新しい電子を配置する方法を使っている。この方法は、根拠が薄いが、電子が増えた場合での計算時間が少なくてすむメリットがある。なので、結果の数が増やしやすかった。

 

次の画像は、球面上の電子が円との接点になるように配置した面を描いた図形。面と面の交線で面を切って多面体にしている。いわば、外側多面体(outer poluhedron)

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